ワキの黒ずみにオロナインは効果ある?

ワキの黒ずみで悩んでいませんか?

巷では皆さんがよくご存じのオロナインでワキの黒ずみを解消できるという話があるようですが、本当なのでしょうか?

今回、ワキの黒ずみにオロナインが効くかどうかについてまとめました。

ワキの黒ずみ、オロナインでは治らない!

身近で手軽なぬり薬で人気のオロナインですが、ワキの黒ずみそのものには全くの効果はありません。当然美白効果もありませんし、美容やエイジングケアもできません。

添付文書によるとオロナインには殺菌成分や保湿成分は含まれていますが、残念ながら色素沈着などによるワキの黒ずみ解消には全く効果はないのです。

ワキの黒ずみの原因の一つ、ムダ毛処理後の炎症防止に効果あり

オロナインは本来、炎症用の塗り薬です。

黒ずみの原因の一つに、炎症による色素沈着が原因のものもあります。

ワキの黒ずみの場合、特にムダ毛処理による炎症が原因のものも少なくありません。

カミソリや毛抜きでムダ毛処理を行うと皮膚に傷がついて炎症が起こり、これをほおっておくと黒ずみの原因になります。

ムダ毛処理の炎症を放置していると、色素が沈着してそれが黒ずみになるため、炎症が起こったらor起こる前にオロナインを塗ることでワキの黒ずみを予防することはできるでしょう。

しかし実際の黒ずみを消す効果はありませんので、黒くなってから慌ててオロナインを塗ることがないように日頃からのケアを心がけてください。

ただし塗りすぎには注意です。何事もホドホドが大事ですよ。

ワキの黒ずみの原因

特に夏場など露出が多い季節に気になるワキの黒ずみですが、3つの原因があると言われています。

皮脂や古い角質

ワキの下は汗腺が多く存在するため。人の身体の中でも特に汗をかきやすい部位です。

そのため皮脂や古い角質が溜まりやすく、それらが酸化することで黒ずみとなります。

メラニン

皮膚は刺激を受けるとそれを防御するためメラニンという黒い色素を持つ物質を生成します。

ワキは皮膚が薄いため刺激を受けた時にこのメラニンが過剰に生成されやすく、その色素沈着により黒ずみが出来上がってしまいます。

強い刺激

ワキは脱毛や剃毛などで刺激を受けやすく、間違った処理方法で過度な刺激を与えることで黒ずみができやすくなります。

また、処理後のケアが不十分だとさらに黒ずみが悪化することもありますよ。

オロナインのおさらい

オロナインといえば皮膚疾患や外傷治療に用いられる軟膏で、薬局やドラッグストアの身近な場所で買うことができます。

小さい頃に虫刺されや、あかぎれでお世話になった人もいるでしょう。

皮膚疾患の薬としてはわたし達の生活に一番馴染み深い塗り薬かもしれませんね。

オロナインの効能・効果

オロナインの効能・効果はひびやあかぎれ、きりきずやすりきずといった軽い外傷の治療に用いられます。

また、にきびや吹き出物といった皮膚疾患や、やけどなどにも塗られることからある意味で肌トラブルの万能薬のように使われることも少なくありません。

オロナインの成分

オロナインの主成分はクロルヘキシジングルコン酸塩液というもので、塗布時に殺菌力を発揮するのみならず、皮膚に残留することで持続的な抗菌作用を発揮するものです。

また添加物としてグリセリンやオリブ油、ワセリンなど保護剤が含まれています。

つまり皮膚を保護しつつ殺菌作用を及ぼす成分が含まれているということです。

ここで注目なのがオロナインにはステロイドは含まれていないということです。

まとめ

オロナインの主成分はクロルヘキシジングルコン酸塩液というもので、殺菌作用や抗菌作用があります。

そのためオロナインは皮膚疾患や外傷治療として用いられます。

オロナインには美容成分が含まれていないためワキの黒ずみの解消には効果は発揮しません。

しかし、黒ずみの原因となる強い刺激で生じた小さな傷や炎症を保護・治療する効果があるため、黒ずみの予防には効果を発揮するかもしれません。

脇の黒ずみをを本当に気にしている人は、薄着になる夏以外にも季節を問わず悩んでいます。そして思いのほか悩んでいる人も多いもの。
身近なお悩みなら、身近なもので手軽に解消できれば一番いいですよね。

家庭にあるお肌の薬『オロナイン』は、知らない人はいないほどのとてもメジャーな常備薬。あなたの家にもひとつはあるんじゃないでしょうか?

ネット上では、脇の黒ずみがオロナインで治せる、消せる、なんて口コミを時々目にします。
でも、それって本当なんでしょうか?

この記事では、脇の黒ずみのケアにオロナインは効果的なのかを調べてまとめました。

デマも多いネット上の「オロナインの都市伝説」。

その理由を知るには、まず黒ずみの原因を知る必要があります。

脇の黒ずみはなぜ起こる?

脇の黒ずみはいくつもの原因で起こります。

ひとつは「埋没毛(毛穴の中・皮膚の下で毛が丸まって出てこれず、ブツブツ黒く見える)」。
次に「古い角質や皮脂が溜まって汚れ、くすんでいる」。
最後に「さまざまな理由の刺激で、メラニン色素が沈着して黒ずんでいる」

脇の黒ずみの原因はこの3つで、場合によっては複合していることもあります。

ムダ毛の処理の仕方を誤り、埋没毛になる

女性なら生やしっぱなしにすることはまずない脇のムダ毛。

処理にはさまざまな方法がありますが、お金もそうかからず手軽な点から、毛抜きやカミソリでの自己処理をする人も多いです。

ただ、楽に思える毛抜きやカミソリでのムダ毛処理は、実はけっこう肌に負担をかけてしまう行為。
毛の流れに逆らって剃った毛や、毛抜きで引っ張ったときに切れてしまった毛は、毛穴の中に少しだけ残ってしまう事が。

カミソリで剃ったり途中でちぎれた毛には毛根が残っています。

その時はキレイに処理できたように見えても、毛穴の中で横向きにとぐろを巻いて成長してしまい『埋没毛』へ変化してしまい、ブツブツ黒ずんで見えるんですね。

古い角質や皮脂が溜まって汚れ、くすんで黒っぽく見える

脇の毛は太くてしっかりしている分、毛穴も大きいのは想像できますか?

そして汗腺自体の数も多い部分なので、汗をかきやすく皮脂も溜まりやすい不衛生になりがちなスポット。

でも案外ないがしろにされていて、しっかりお風呂の時にキレイにしていない場合も多いんです。

そのため古い角質が溜まったり皮脂が毛穴に詰まったりして、汚くなって黒ずんでいることがあります。

さまざまな刺激でメラニン色素の沈着を起こしている

人間の皮ふは、生理的に外部からの刺激には「メラニン色素」を分泌して肌を守ろうとします。

たとえば、カミソリ負け・紫外線・汗かぶれ・乾燥・服との摩擦など・・・ありとあらゆる刺激がメラニン色素を発生させる要因になります。

メラニン色素は、「メラノサイト」という皮ふ内の器官から出てくるのですが、真皮や表皮にしみつくと消えないんです・・・。

薄くしていくには、新陳代謝によって肌が下から生まれ変わって押し上げられる「ターンオーバー」を待つしかありません。

家庭薬『オロナイン』は脇の黒ずみ解消に効果的なのか?

オロナインは、第二類医薬品。

薬剤師のみが販売できる第一類医薬品ではありませんが、きちんと効果効能が出る「医薬品」です。

ただ、何に対して効果効能がでるかが問題ですよね。

オロナインは万能ですが、「傷薬」として効果効能が出ると保証されているもの。

脇の黒ずみに効果が出るとは、パッケージには書いてありません。

脇の黒ずみには、保湿+美白成分が必要だけれど…

脇の黒ずみの原因には、3つの種類があると先ほど書きました。

そのうち、埋没毛タイプは皮ふの下にうずもれている毛を取り除かないと解消しません。

角質や皮脂で汚れている場合には、きちんと継続して洗うことが必要。

つまりどちらも、「なにかを塗ってどうにかする」というものではありません。

何か有効な成分を塗ることでケアすることができそうなのは、「色素沈着タイプ」のみですね。

メラニン色素の沈着を薄くしたりケアをするためには、美白成分(新陳代謝を高めてターンオーバーを整える成分・メラノサイトのはたらきを抑える成分)が欠かせません。

美白成分の代表格は「L-システイン」。体の中から代謝を促進する働きや抗酸化作用のあるアミノ酸です。

ビタミンCやビタミンEと一緒に摂り入れることで、メラニン色素の沈着が抑制されることがわかっているメジャーな美白成分です。

もうひとつは「ハイドロキノン」。

シミの原因であるメラニン色素の合成を阻止する役割があり、美容医療にも使われる美白成分で、“肌の漂白剤”とも言われています。

また、皮ふが乾燥するといっそう刺激に弱くなってしまうので、保湿してくれる成分も必要になります。

保湿成分では「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「エラスチン」などがあります。

最低でもこういった美白と保湿に関わる成分が入っていれば、オロナインにも脇の黒ずみをケアする効果を見込める・・・とお分かりいただけましたか?

ここで、オロナイン軟膏に含まれている成分についてご紹介します。

・有効成分(1g中)
クロルヘキシジングルコン酸塩液(20%):10mg

その他添加物
ラウロマクロゴール
ポリソルベート80
硫酸Al/K
マクロゴール
グリセリン
オリブ油
ステアリルアルコール
サラシミツロウ
ワセリン
自己乳化型ステアリン酸グリセリル
香料
精製水
※ステロイドは入っていません。

「クロルヘキシジングルコン酸塩液」は、安全性の高い殺菌成分です。

「にきび・吹出物・はたけ・やけど(かるいもの)・ひび・しもやけ・あかぎれ・きず・水虫(じゅくじゅくしていないもの)・たむし・いんきん・しらくも」

パッケージに書かれているこれらの症状に対しての効果が、第二類医薬品として保証されています。

オロナインには脇の黒ずみ解消に効果的な成分は入っていない

見ていただいてわかるように。オロナイン軟膏には美白成分や保湿成分は含まれていません。

添加物のワセリンやミツロウには多少の保湿成分はありますが、あくまで軟膏の基剤としてのもの。

セラミドやヒアルロン酸のように肌に水分を蓄えたり、といった効果は期待できません。

結論として、「オロナイン軟膏は、脇の黒ずみケアには効果が無い」と、配合成分から知ることができました。

手軽なものでケアができれば一番良かったのですが、万能という言葉に踊らされてはいけません。

オロナインが脇の黒ずみに効果があるというのは、都市伝説だったんですね。

ただ、傷薬としてはきちんと効果があります。

カミソリで傷を作ってしまったり、赤ニキビのように炎症を起こしている場合には使えるので、おなじみの常備薬として大事に使ってくださいね。

脇の黒ずみには、黒ずみ対策専用のクリームで的確にじっくりケアを

脇の黒ずみには、美白成分と保湿成分が相当量含有された、黒ずみケア専用の商品を使うのが最も確実です。

先ほども少し触れましたが、代表的な美白成分と保湿成分をまとめました。

黒ずみケア用品に使われることが多い美白成分

・L-システイン
新陳代謝を促し、抗酸化作用も持つアミノ酸の一種。

ターンオーバーが整えば、肌がきちんと生まれ変わり、色素が沈着した皮ふ部分はいずれ垢として排出されていきます。

ビタミンCやEと一緒に摂ると、メラニン色素の沈着が抑制されるというエビデンスも。

メラニン色素を活性化させるチロシナーゼという酵素のはたらきを抑えることで美白を助けます。

・ハイドロキノン
体内でメラニン色素が校正されるのを防ぐ効果があります。

美容医療の分野で、医療レーザー治療の現場や肝斑治療などでも使われます。

ただし高濃度であれば良いというわけではなく、適切な濃度を守らないと肌が部分的に白く色抜けしてしまう(白斑)こともあり、扱いが難しい成分。

ですが、黒ずみケアのクリームなどに配合されている程度のハイドロキノンの量なら、まず心配はありません。

メラニン色素を作らせない代わりに肌が紫外線に弱くなってしまうので、傷めないためにも日焼け止めなどでしっかりしたUV対策が必要です。

黒ずみケア用品に使われることが多い保湿成分

・セラミド
体内の水分を抱え込み、さらにその水分を蒸発させない役割があります。

もし身体からセラミドを取り去ってしまうと、身体の水分量の80%は失われるというほど!

外からの体内に異物を侵入させない効果もあるので肌荒れも防いでくれます。

原料成分としては高価な部類に入るので、類似成分で代用されることも多いです。

成分表示の「セラミド○」の、○の部分に数字が入っているものが本物のセラミド成分なので、頭に入れておくといいでしょう。

・ヒアルロン酸
人間の真皮にもともと存在するゼリー状の成分。

1gのヒアルロン酸で6000mlの水分を保持することができます。

粘度があるのでセラミドほど浸透性が高くないのですが、なによりコスパが良いので多くの化粧品などに使われています。

・コラーゲン、エラスチン
どちらももともと真皮内にあるもので、肌の弾力を保つ繊維状の成分。

コラーゲンは水分を蓄えて肌を下から持ち上げ、お肌のハリやキメを整えたりする効果が期待できます。

そしてエラスチンはコラーゲンの繊維を結束バンドのように固定して、支える役割があります。

脇の黒ずみをケアにするには、それ専用のクリームを使うのが一番早く、効率的。

前述したすべての成分が入った商品というのもなかなか難しいでしょうが、せめて美白成分と保湿成分の代表的なものが、必要十分入っているものをチョイスしましょう。